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2021.11.16

ソーシャルレンディングの償還とは?償還後おすすめの方法もご紹介!

  • Bankersの潮流

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)における償還とは、ファンドの運用期間が終了して投資元本が戻ってくることをいいます。

登録している自分の銀行口座に払い出してすぐに現金として使うこともできますが、さらに収益を狙いたい方はもう一度ファンドに再投資するのもおすすめ。

この記事では、ソーシャルレンディングの償還や再投資のメリット、そして再投資するファンドの見極め方を紹介していきます。

ソーシャルレンディングの償還とは?

償還とは投資元本が投資家に払い戻されることを指します。ソーシャルレンディングにはさまざまなタイプの償還があり、当初予定よりも早く運用が終了し、早期償還が発生するケースもございます。

まずは、ソーシャルレンディングの償還について詳しく解説します。

投資先から無事返済されること

ソーシャルレンディングにおける償還とは、投資しているファンドの運用期間が終了し、投資家に投資資金が払い戻されることをいいます。

償還までの期間や方法は、あらかじめ定められているのが一般的です。

ソーシャルレンディングの償還には大きく2つの方法があります。

1つは一括償還で、これはファンドの運用期間が終了するタイミングに投資資金の全額が償還されるタイプ。

例えば、運用期間2年のファンドに100万円投資した場合、2年後に100万円が償還されます。

もう1つは分割返済で、運用期間中にわたって毎月均等に償還されていくタイプです。

先ほど同様、運用期間2年のファンドに100万円投資した場合、運用開始月の翌月から100万円÷24か月=41,667円ずつ償還されていきます。

いずれにしても当初の投資資金と償還金額は等しくなるのが基本です。

早期償還される場合もある

あらかじめ運用期間と償還方法が定められているソーシャルレンディングですが、当初の予定より早く償還するケースもあり、これを早期償還と呼びます。

早期償還は資金の借り手の事情によって行われることが多く、主に次の2つの理由で実行されます。

 

1つは、予定されていたプロジェクトが早く完了した場合。

例えば風力発電所を建設するプロジェクトのファイナンスにおいて、予定より短期間で建設が完了し、売却が出来たため、返済期限より前に返済原資が生まれたケースなどが考えられます。

もう1つは、プロジェクトが順調に進んだことによって、資金の借手がより好条件で資金調達できることになり、借り換える場合です。

 

ファンドが早期償還されると、運用期間にわたって獲得できるはずであった金利の一部が得られなくなるため、個人投資家にとって早期償還は必ずしも望ましいものではありません。しかし、早期償還によって投資元本は着実に払い戻されるので、その資金を早めに再投資に回せるというメリットもあります。

必ずしも償還されるわけではない

ソーシャルレンディングにおいて、元本の償還は必ずしも保証されるわけではありません。

言い換えれば、投資家は、償還されないリスク(信用リスクと言います)と引き換えに金利のリターンを得ているのです。銀行預金を除いて、リスクと引き換えにリターンを得るのが金融商品の基本的な特性と言えます。

ソーシャルレンディングの投資元本が償還されない原因は大きく2つ。

1つは融資先の事業がとん挫したり、倒産したりして償還が滞る、いわゆる「貸し倒れ」です。そしてもう1つは、ソーシャルレンディング事業者が倒産するなどして資金管理が滞るケース。

いずれにしても、投資元本が全額償還されない場合と、一部しか償還されない場合があります。また、一時的に返済が滞るなどして、当初予定から遅延して償還が実行されるケースもございます。

以上のように、予定通りに資金が払い戻されないリスクがあることを踏まえて投資を行うことが大切です。

償還後はソーシャルレンディングの再投資がおすすめ

ソーシャルレンディングの償還金はあらかじめ登録している自分の銀行口座に払い出して、現金として引き出すこともできます。一方で、さらにより高い収益を目指すためには、ソーシャルレンディングに再投資するのがおすすめです。

これには大きく分けて次の2つの理由があります。

ソーシャルレンディングは利回りが高め

ソーシャルレンディングの利回りはファンドによってさまざまですが、多くの株式の配当利回りより高めになっています。

3~5%程度の利回りのファンドを見つけるのはそう難しいことではありませんし、中には7%を超える高利回りのファンドも。

 

先に紹介したリスクもありますが、このような高い利回りを得られる可能性があるのがソーシャルレンディング投資の魅力です。

個人投資家が気軽にチャレンジできる商品の中で、同等の利回りを得られる投資手法はなかなかありません。

そのため、償還資金を引き続き資産運用に回すのであれば、他の商品を新たに購入するよりも、ソーシャルレンディングに再投資するのがおすすめなのです。

複利効果に期待できる

償還金を再投資に回すことによって、複利効果が発生し、さらに大きな収益獲得が期待できます。

複利効果とは、投資で得た収益を再投資に回すことで収益性が高まる効果のこと。

例えば、100万円を1年間、一括返済の方式で利回り10%のファンドで運用すれば、1年後には金利収入と投資資金を合わせて110万円になり、10万円の収益となります。

もし、110万円をさらに1年間再投資に回して、利回り10%のファンドで運用すると、次の年に資産は121万円に。

先ほどと同じ10%の利回りなのに、収益は11万円に増加します。

この要領で利回り10%のファンドへの再投資を10回繰り返すと、資産は約259万円まで増えます。

これが複利効果で、長期間、高利回りで運用を行うほどその効果は大きくなるのです。

再投資するファンドの見極め方法

高収益を狙って再投資したファンドにもしものことがあると、結局は損失を被ることになってしまいかねません。

ここでは再投資するファンドをうまく見極めるための2つの基準を紹介します。

担保があるか

担保とは企業への融資などにおいて返済や金利支払いの確実性を高めるために設定されるもの。

担保が設定されていれば、万が一ソーシャルレンディングの融資先企業の事業運営が困難になった場合に、貸手であるソーシャルレンディング事業者は担保を処分することで投資家への元本や配当支払いに充てることが可能です。

 

このため、担保が設定されているファンドなら、償還が滞るリスクは低減します。

ただし、貸し倒れが起こった時の担保価値が返済額を下回っている場合には、投資元本の全額は償還できません。

したがって、担保が設定されていても、償還が必ず行われると確定しているわけではないことには留意しましょう。

信頼できる運営先か

ソーシャルレンディングでは信頼できる事業者のファンドを選ぶことも大切です。

融資先の事業や融資先企業が健全でもソーシャルレンディング事業者が倒産したり、不正を起こすと、予定通り償還や配当支払いが行われないリスクがあります。

 

ソーシャルレンディング事業者が不正を起こして投資家に損失をもたらしたことがないか、資金の管理や経営管理態勢がしっかりしているかどうかなどは、再投資先を選ぶ際にしっかりと確認しておきましょう。

ソーシャルレンディングではつい事業や融資先企業に目がいきがちですが、安定運用を長期間続けるためには、このように事業者選びも大切です。

償還されたら再投資がおすすめ!

ソーシャルレンディングの融資先のビジネスが当初予定通り進めば、投資元本はあらかじめ定められた計画に沿って償還されます。

償還資金は銀行口座に払い出して使うこともできますが、より大きな収益獲得を目指すのであれば、上述の通りもう一度再投資するのがおすすめです。

再投資することで、ソーシャルレンディングの高い利回りと複利効果を得ることができるでしょう。

 

ただし、再投資した先のファンドの償還が滞り損失を被ってしまっては元も子もありません。

再投資先にあたっては、改めて担保の内容や、ソーシャルレンディング事業者の信頼性に変動が無いかなども確認しましょう。

また極端な高利回りファンドを避けて、自分のリスク許容度に見合ったファンドへ投資することが大切です。

 

このように不定期に起こる早期償還などもうまく活用しながら着実な資産形成を図る事をおすすめします。

【Bankers編集部】