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2022.02.24

ソーシャルレンディングの利益は高い?より安全なソーシャルレンディングの利用法とは

  • Bankersの潮流

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)の利益は高いのか?よく議論となる点です。

結論から言わせていただければソーシャルレンディングはおまかせ投資として利益は高く、安全な利用法を心がけることができれば手堅い投資であるといえます。

ただし、過去ソーシャルレンディングにおいては、多額のデフォルトが発生して多くの投資家が損失を被った例もありました。それは不適切な業務運営をしている運営会社が多かったせいでもあります。現状運営を続けている会社は、金融庁の監督のもとで適切な運営がされているところですので、かつてのようなことが起きる可能性は、少ないと考えています。

ただ、投資である以上リスクはゼロではなく、デフォルト(貸し倒れ)が起きて損失を被る事例はゼロにはならないでしょう。そのようなことにならないように、安全な利用法の話も交えて、ソーシャルレンディングの利益を論じていきましょう。

1. ソーシャルレンディングの利益は2.5~12%

一般的にソーシャルレンディングの利益は年利2.5〜12%というものが大半です。運営会社によって取り扱いファンドの提示する予定利回りは異なります。3〜5%の予定利回りがボリュームゾーンという運営会社もあれば、8%前後というところ、海外向けのファンドを販売しているところには、5〜12%と幅広い予定利回りのファンドを販売しているところもあります。

 また厳密にはソーシャルレンディングではないのですが、上場企業をメインの融資先にしている運営会社のファンドは利回りが低く1〜3%です。

 後述しますが、高い利回りには高いリスクがつきものです。ソーシャルレンディング投資を始めたばかりの場合は、高い利回りを狙わずに、ファンドの案件説明を丁寧に行っていることに加えて、手頃な利回りのファンドを販売している運営会社を選択するのがよいでしょう。

2. 投資信託とソーシャルレンディングの利回りはだいたい同じ

ソーシャルレンディングと比較されることが多い投資信託の利回りと比較してみましょう。投資信託には様々な種類がありますが、平均でいうと3〜10%というのが相場でしょう。

ただし20%以上と大きく上振れるものもあれば、-20%と大きく損をするファンドも毎年でています。

投資信託においては投資するタイミングと資金を引き上げる(エグジットする)タイミングを見極める必要があります。加えて投資後はファンドの値動きに注意を払う必要があります。また投資信託というものは基本長期運用(3年以上と一般には言われます)を前提に考えられています。

 それに対してソーシャルレンディングにおいてはエグジットを考える必要はありません。投資した資金は運用期間が終われば自動的に償還されます。投資期間中は価格の上下に悩まされることもありません。

案件の多くの運用期間は1年以下であり、それほどの長期投資を考える必要もありません。

ソーシャルレンディングと投資信託の利回りとは大きな違いはないといってよいでしょう。どちらの投資が自分に向いているか、どのように自分の資産を運用したいかで投資(余裕)資金の割合を変えるのがいいのかもしれません。

なお、エグジットを考えなくて良いおまかせ投資商品として債券というものがあります。危険性が高い海外の債券を除いて、安全性の高い国債・社債・地方債を比較対象としてみましょう。こうした債券の利回りは0.1%〜2.0%といったところです。ソーシャルレンディングの利回りは通常、こうした債券よりは高く設定されています。また債券というものは運用期間が10年というものがざらにある世界です。

おまかせ投資商品としても、やはりソーシャルレンディングの利回りは高く、運用期間が短くすむ部類に入るといえそうです。

ソーシャルレンディングの利回りはけっして他の投資に劣るものではなく、これからお伝えする注意点に気を配ればリスクを抑えて資産運用ができるでしょう。

3. ソーシャルレンディングも投資信託も高い利回りほどよいとはかぎらない

 ソーシャルレンディングの利回りも投資信託の利回りも、高いほどよいとは限らないというのには要注意です。ソーシャルレンディングにおいて高い利回りというものは、リスクが高い融資先に資金を貸し出しているという可能性があります。また投資信託においては、複雑なデリバティブ取引を行っている、もしくはリスクが高い企業、国債、コモディティを投資対象にしている可能性もあります。

リスクが低く利回りが高いファンドというものはソーシャルレンディング、投資信託ともにまずはありえません。利回りの高さはイコールリスクの高さと割り切って投資する姿勢が必要です。商品を十分に理解した上で低利回りの安全な投資商品に資金を割り当てる手堅い運用が、高利回り運用よりも結果を出すこともあるでしょう。

4. ソーシャルレンディングを安全に利用するためには

ソーシャルレンディングにおいて安全に運用するコツとして、初心者のうちは下記2つの傾向があるものには投資しないことをおすすめします。

① 貸出金利が高すぎるもの

案件説明には融資先に何%の利回りで融資を行うかが必ず明記されているはずです。国内ならば、100万円以上の融資の場合の上限金利である15%に近いような貸出金利で貸し出しているファンドは初心者のうちは避けたほうが無難です。また、投資家予定利回りが5%程度でも、貸出金利が15%近いファンドも少数ながら販売されています。こうしたファンドのリターンはリスクに見合わないのでやはり避けたほうが無難です。投資家の予定利回りだけで判断するのではなく、ファンドの詳細情報を確認の上、貸出金利にも注目してファンド選びをすることをおすすめします。

② リスクが見通しにくいもの

案件説明が不十分でリスクが見通しにくいもの、また海外へ融資するファンドであり、その国情などがわからないものといったファンドも投資対象から外すことをおすすめします。

かつてデフォルトを起こした案件においては、運営会社の業務運営が適切さを欠き、案件説明も不十分だった例が多数認められました。

5. コツコツ手堅いファンドを狙っていこう

ソーシャルレンディングでいえば5%でも十分に高い利回りです。あまり予定利回りが高いファンドを狙うのは初心者のうちは避けた方がよいでしょう。

ソーシャルレンディングは株、FX、投資信託といった投資商品と比較して、値段の値動きに悩まされず安定した利回りが期待できる投資商品です。

投資したいファンドの内容をしっかり吟味して、理解した上で投資する。コツコツ手堅い運用実績を積み重ねていくことが成功の秘訣といえるでしょう。

Bankers提携ライター ファイアフェレット

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