ファンド詳細
【円建て】バルカン地域オンライン金融事業者ファンド57号
【償還実績あり】

表面利回り (年率/税引前)
7.0%
運用予定期間
約13か月
貸付通貨
JPY円建て
投資倍率
1.073
最低投資金額/投資単位
¥10,000/¥10,000
当初販売目標金額
¥35,000,000
募集期間
2024/02/22 〜 2024/03/08
分配開始予定時期
2025年4月初旬
分配方法
満期一括
運用手数料
1.3%
(満期運用時の年率換算:1.2%)
(満期運用時の年率換算:1.2%)
担保・保証
無
「ファンドのリスク」を必ずご確認ください。
当社担当者から投資家の皆様へお伝えしたいこと
・同社はオンライン個人貸付の分野でブルガリアと北マケドニアのマーケットリーダーです。
・数々の受賞歴を持ちブルガリアを代表するフィンテック企業への貸付です。
・同社は2007年の設立以来安定的に事業を運営してきました。

本ファンドは、ブルガリア、北マケドニア等で短期のオンライン個人貸付を行う金融事業者グループ CREDISSIMO EAD(以下「Credissimo社」といいます) に対して円建てで貸付を行います。
【Credissimo社の概要】

(写真:Credissimo社役員と社員)
<事業概要>
Credissimo社は、ブルガリアを中心に短期の個人向け貸付を行う金融事業者グループです。主力商品はインストールメントローンと呼ばれる貸付期間1年程度のローンで、本商品を独自に構築したオンラインプラットフォームで販売することで事業を拡大してきました。
2007年の設立後10年程度はブルガリア市場のみに注力していましたが、近年は徐々に国外進出も推し進めており、現在はブルガリアの他に北マケドニア等でも事業を展開しています。特に2016年に進出した北マケドニアは、すでに安定的に黒字を計上する事業ステージに達しており、主力のブルガリア市場に次ぐ収益源となっています。
<財務状況>
Credissimo社は過去10年以上にわたりブルガリアで安定的に事業を運営してきた実績があり、事業拡大の資金も外部からの借入などではなく過去の利益で賄うなど、保守的な経営を続けてきました。2016年以降は国外進出に伴う新規投資がかさんだものの、こちらも投資資金の多くは過去ブルガリアで蓄積した利益で賄っております。2020年以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり海外事業を一部縮小したほか、事業拡大よりも負債の圧縮を優先した結果、自己資本比率70%以上の水準を維持、(2021年12月末時点)健全な財務水準を維持しています。
<事業概要>
Credissimo社は、ブルガリアを中心に短期の個人向け貸付を行う金融事業者グループです。主力商品はインストールメントローンと呼ばれる貸付期間1年程度のローンで、本商品を独自に構築したオンラインプラットフォームで販売することで事業を拡大してきました。
2007年の設立後10年程度はブルガリア市場のみに注力していましたが、近年は徐々に国外進出も推し進めており、現在はブルガリアの他に北マケドニア等でも事業を展開しています。特に2016年に進出した北マケドニアは、すでに安定的に黒字を計上する事業ステージに達しており、主力のブルガリア市場に次ぐ収益源となっています。
<財務状況>
Credissimo社は過去10年以上にわたりブルガリアで安定的に事業を運営してきた実績があり、事業拡大の資金も外部からの借入などではなく過去の利益で賄うなど、保守的な経営を続けてきました。2016年以降は国外進出に伴う新規投資がかさんだものの、こちらも投資資金の多くは過去ブルガリアで蓄積した利益で賄っております。2020年以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり海外事業を一部縮小したほか、事業拡大よりも負債の圧縮を優先した結果、自己資本比率70%以上の水準を維持、(2021年12月末時点)健全な財務水準を維持しています。
【ブルガリア共和国について】

(出典:外務省)
ブルガリアはバルカン半島東部に位置する東ヨーロッパのEU(欧州連合)加盟国です。南にギリシャ、トルコと接し、東は黒海に面しています。各地にバラ畑が点在し一大生産地となっているほか、特産品のヨーグルトも有名です。日本の約3分の1の国土(11万平方キロメートル)に690万人の国民が暮らしています。
世界銀行の発表によると、ブルガリアのGDP成長率は2021年で7.6%、2022年は3.4%となっています。2007年1月にEUへ正式加盟後、世界金融危機、欧州債務危機、コロナ禍などの影響は受けるものの、EU域内での貿易拡大、内需拡大とEU基金による公共事業投資を背景に、2022年までに名目ベースで約444億ドルから約890億ドルまで2倍以上に成長しました。
ブルガリアの金融機関による与信活動はGDPに対して48.3%(2021年)と近年は50%前後の比率を示し、周辺諸国と同等かやや高い水準です。とは言え、一般的に経済が成長途上の国ではこの比率が低い傾向があるため、たとえばドイツの83.6%(2022年)と比較すると大きな開きがあり、金融サービスの拡大余地が大きいものと考えられます。
より賃金の高い国への移住と少子化とを要因に人口が減少し、国内の人手不足と関連して、中長期的な社会課題とみなされています。一方で、ブルガリアは他の中・東欧主要国と同様に社会主義時代から理工系と外国語の教育に力を入れてきた土台があり、近年はアウトソーシングの受託などでIT産業が成長を遂げています。
ブルガリアはバルカン半島東部に位置する東ヨーロッパのEU(欧州連合)加盟国です。南にギリシャ、トルコと接し、東は黒海に面しています。各地にバラ畑が点在し一大生産地となっているほか、特産品のヨーグルトも有名です。日本の約3分の1の国土(11万平方キロメートル)に690万人の国民が暮らしています。
世界銀行の発表によると、ブルガリアのGDP成長率は2021年で7.6%、2022年は3.4%となっています。2007年1月にEUへ正式加盟後、世界金融危機、欧州債務危機、コロナ禍などの影響は受けるものの、EU域内での貿易拡大、内需拡大とEU基金による公共事業投資を背景に、2022年までに名目ベースで約444億ドルから約890億ドルまで2倍以上に成長しました。
ブルガリアの金融機関による与信活動はGDPに対して48.3%(2021年)と近年は50%前後の比率を示し、周辺諸国と同等かやや高い水準です。とは言え、一般的に経済が成長途上の国ではこの比率が低い傾向があるため、たとえばドイツの83.6%(2022年)と比較すると大きな開きがあり、金融サービスの拡大余地が大きいものと考えられます。
より賃金の高い国への移住と少子化とを要因に人口が減少し、国内の人手不足と関連して、中長期的な社会課題とみなされています。一方で、ブルガリアは他の中・東欧主要国と同様に社会主義時代から理工系と外国語の教育に力を入れてきた土台があり、近年はアウトソーシングの受託などでIT産業が成長を遂げています。
本ファンドの投資スキーム
本ファンドは、クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)がクラウドクレジット株式会社(以下「当社」といいます)のエストニア子会社であるCrowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)に対して貸付けを行います。
その上でエストニアグループ会社はこの借入金を原資として、ブルガリア共和国 に籍を置くCREDISSIMO EAD(以下「Credissimo社 」といいます)へ貸付けを行います。
投資家の皆様には、クラウドクレジット・ファンディングのエストニアグループ会社向けの貸付事業に対して出資していただきます。

- グループ会社貸付金は無担保で、貸付に係る基本契約に責任財産限定条項(エストニアグループ会社の返済義務の範囲を、エストニアグループ会社が各ファンドにおいて実施した貸付の回収金等に限定する条項)が付されております。
- クラウドクレジット・ファンディングからエストニアグループ会社への貸付金利は年利8.5%です。
- エストニアグループ会社からCredissimo社 への貸付金利は年利9.8%( 単利 )です。
- エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。
- エストニアグループ会社がクラウドクレジット・ファンディングに対して返済を終えた後にエストニアグループ会社に残った財産はエストニアグループ会社の収入となります。
- Credissimo社は融資アレンジメント料として融資実行額の1%をエストニアグループ会社に支払います。
- ブルガリアにおける貸付金利に対して源泉徴収税が課されますが、これは資金需要者が負担します。
営業者・募集取扱者について
匿名組合の営業者 | クラウドクレジット・ファンディング合同会社 ※クラウドクレジット株式会社の100%子会社 |
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募集・私募取扱業者 | クラウドクレジット株式会社 |
本ファンドに関する重要情報
- 当社はクラウドクレジット・ファンディングとエストニアグループ会社の議決権を100%保有しております。また当社の代表取締役である岩田郷は、クラウドクレジット・ファンディングの代表社員としての当社の職務執行者を兼務しております。また当社の取締役である持田智裕はエストニアグループ会社のManagement board memberを兼務しております。したがって、両名は、それぞれ各社の財務および営業または事業の方針の決定に関して影響を与える立場にあります。
- クラウドクレジット・ファンディング、エストニアグループ会社およびクラウドクレジット株式会社(連結ベース)の主な経営・財務指標は以下のとおりです。
- 本ファンドに関する資金使途および事業計画の概要につきましては、上記の説明のほか、本サイトに掲載しております本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。
- 本ファンドに関する出資金は、金融商品取引業等に関する内閣府令第125条その他の法令に定める基準に則り、クラウドクレジット・ファンディングの固有財産とは分別して適切に管理されます。
分別管理を行う預金口座について 銀行の商号 株式会社三井住友銀行 営業所の名称 日比谷支店 所在地 東京都港区西新橋1-3-1 口座名義 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。 口座番号 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。 - 本ファンドに関するリスクにつきましては、「ファンドのリスク」タブに記載した説明に加え、本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。また本ファンドの譲渡や中途解約は、匿名組合契約書に定める場合を除きお受けできません。
- 出資いただいた後の本ファンドの出資対象事業の概況等につきましては、クラウドクレジット・ファンディングの委託を受けた当社が、ウェブサイト(マイページを含みます)に掲載する方法または電子メールにて送付する方法により投資家の皆様にファンド報告書を交付してお知らせいたします。
- 本ファンドに関する運用手数料は、出資額の総額が募集金額に達しないこと、またはエストニアグループ会社に資金を貸付け回収する事業が開始できないと判断したことを理由にクラウドクレジット・ファンディングが匿名組合契約を解除した場合等を除き、払戻しはいたしません。詳しくは本ファンドに関する契約締結前交付書面をご確認ください。
- 本ファンドの募集開始日現在、エストニアグループ会社には、返済の猶予を受けているクラウドクレジット・ファンディングからの他のファンドに関する貸付契約(責任財産限定条項あり)がございます。