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2022.09.29

【解説】不動産・融資型クラウドファンディングの違いとは?

  • Bankersの潮流

手間がかからず魅力的な利回りが期待できるクラウドファンディングは、個人投資家におすすめの金融商品です。

一方で、いざ投資するとなると、どのタイプの商品を購入すべきか迷ってしまう人も少なくないでしょう。

この記事では、不動産クラウドファンディングと融資型クラウドファンディングの特徴を紹介します。

自分が投資すべき金融商品を選ぶときの参考にしてください。

不動産クラウドファンディングとは

まずは、集めた資金を不動産に投資して収益を得る不動産クラウドファンディングのメリット・デメリットや向いている人を紹介します。

少額で手軽に不動産投資にチャレンジしたいという人には、不動産クラウドファンディングへの投資がおすすめです。

不動産クラウドファンディングの仕組み

不動産クラウドファンディングは、他のクラウドファンディング同様に、多くの投資家から少額の資金を集めて、まとまった資金を調達します。

そして、集めた資金を個別の不動産物件に投資し、不動産運営を実施。

その不動産から得られる賃料収入や売却益から、投資家への配当支払いや元本の返済をおこないます。

多くは運用期間が決まっていて、終了時に元本と分配金を投資家に償還・分配します。

なお投資家は小口の資金を出すだけよく、不動産の購入や物件の管理などは全てクラウドファンディングの事業者が対応します。

運用期間のあいだ、投資家には物件管理などの手間や負担は発生しません。

不動産クラウドファンディングのメリット

不動産クラウドファンディングのメリットは大きく4つ存在します。

まずは、現物の不動産投資よりも少額での投資が可能なことです。

10万円もあれば多くのファンドを購入できますし、中には1万円から投資を受け付けているファンドもあります。

2つ目は優先劣後スキームにより個人投資家が損失をうけにくい構造をとっていること。

不動産クラウドファンディングでは、事業者が劣後出資者として物件へ投資をおこなっていて、損失発生時にはまず事業者が損失を吸収します。

そのため、小さい損失であれば個人投資家はダメージを受けずに済むのです。

3つ目は、物件や賃貸管理などは事業者が対応してくれる点です。

現物の不動産投資より手間がかかりませんし、不動産に関する専門知識もほとんど必要ありません。

最後に、運用期間が比較的短い点です。

現物の不動産は数十年にわたる投資期間になるケースが多いですが、クラウドファンディングなら数か月〜数年程度の運用期間で投資できます。

短期で投資したい人はもちろんのこと、再投資すれば運用期間をコントロールできるため、長期投資をする人にとってもメリットといえるでしょう。

不動産クラウドファンディングのデメリット

一方でデメリットですが、まず元本割れのリスクがある点です。

ある程度までは優先劣後スキームにより事業者が損失をカバーしますが、事業者の出資部分の価値がゼロになると、今度は投資家に損失が発生します。

返済が滞ったり、返済額が当初予定より減らされたりする可能性があります。

ただし、現物の不動産投資でも損失リスクはあるので、不動産クラウドファンディング特有のデメリットというわけではありません。

もう1つのデメリットが、銀行ローンを活用したレバレッジを効かせられないこと。

現物の不動産投資では銀行ローンを借りて初期投資額より大きな資産額の物件に投資する手法がしばしば取られます。

これにより月々の賃料収入も高めることができるのです。

一方で、不動産クラウドファンディングではこのような手法はとれず、ファンドに投資できる金額がそのまま投資資産の規模となります。

不動産クラウドファンディングに向いている人

不動産クラウドファンディングは、不動産投資を1万円〜10万円程度の少額でチャレンジしたい人に特に向いています。

また仕事が忙しい、専門知識がないなどの理由から、不動産物件の管理はおこなわずに投資したいという人にも適しているでしょう。

最後に、不動産経営が極端に不調に終わったり、事業者が倒産しない限りは元本がそのまま返済されるので、価格変動リスクを負いたくないという人にもおすすめです。

融資型クラウドファンディングとは

続いては特定の企業や事業への融資をおこなう融資型クラウドファンディングの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

価格変動を気にせずに魅力的な利回りを追求したい人にはおすすめの金融商品といえるでしょう。

融資型クラウドファンディングの仕組み

融資型クラウドファンディングもまた、多数の個人投資家から少額の投資資金を募り、

集めた投資資金は、特定の企業や団体などに融資を実施します。

融資を受けた企業は運用期間中にわたり、定期的に利息を支払います。

この利息から事業者の運営資金などを除いたものが、配当として投資家に還元されるのです。

また、融資は返済期限があらかじめ決まっています。

返済期限が到来すれば元本は投資家に返済されるため、貸し倒れや事業者の倒産などが起きない限り、基本的に損失の発生リスクはありません。

なお、保証会社による保証や担保設定により、貸し倒れ時の損失抑制を図るスキームがとられている商品もあります。

融資型クラウドファンディングのメリット

融資型クラウドファンディングのメリットは大きく3つ。

1つ目は投資の手間がかからないことです。

基本的に融資型クラウドファンディングは、運用期間中に投資家がすべきことは特にありません。

相場情報などを見る必要もなく、ただ運用終了時に元本が返済されるのを待っていればいいのです。

2つ目に少額でも投資ができる点。

融資型クラウドファンディングには、1万円程度から投資可能な商品がたくさんあります。

最後に、利回りが比較的高いこと。

5%前後の利回りを予定している商品は数多くありますし、中にはさらに高利回りの商品もあります。

金利獲得型の商品としては魅力的な利回りといえるでしょう。

融資型クラウドファンディングのデメリット

融資型クラウドファンディングのデメリットは大きく2つあります。

1つ目は元本割れのリスクです。

融資先の企業が貸し倒れを起こしたりすると、元本割れを引き起こします。

2つ目は途中解約ができないこと。

あらかじめ定められた運用期間が終了するまで、ほとんどの場合中途解約はできないので、余裕資金で投資することをおすすめします。

最後に早期償還が発生する商品があることです。

ファンドによっては早期償還条項がついていて、一定の条件を満たすと予定より早く償還されてしまう場合もあります。

これを避けたい場合は早期償還条項のない商品へ投資しましょう。

融資型クラウドファンディングに向いている人

融資型クラウドファンディングは、不動産クラウドファンディングよりも多様な企業や事業に投資をおこないます。

中には不動産とそれ以外の両方に投資をおこなう融資型クラウドファンディングも。

不動産案件に限定せず、さまざまな案件へ融資する商品を購入したい場合には、融資型クラウドファンディングが適しています。

不動産クラウドファンディングと融資型クラウドファンディングの違い

不動産と融資型クラウドファンディングの違いは大きく2つ。

まずは投資先と収益スキームの違いです。

不動産クラウドファンディングは集めた資金を特定の不動産物件に投資し、賃料収入や売却益が配当および償還の原資となります。

融資型は特定の事業へ融資を行い、事業者が受け取る利息が配当の原資になります。

そして、満期到来時の借り手の返済資金が投資家への償還資金となります。

もう一つ覚えておきたいのが、損失抑制スキームの違いです。

不動産クラウドファンディングは優先劣後スキームのなかで、事業者が劣後出資をすることで、投資家へ損失が波及するリスクを抑制しています。

一方で融資型は、保証や担保を設定することで、万が一の貸し倒れ発生時の損失抑制を図っているのです。

それぞれのメリット・デメリットを理解して自分に合った投資をしよう!

不動産クラウドファンディング、融資型クラウドファンディングにはどちらも少額投資が可能ですが、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットが存在します。

特に投資先が不動産なのか、企業への融資なのかという点は、両者の特徴をとらえるうえで重要な違いです。

今回の記事を参考に両者の仕組みを理解したうえで、自分にとって魅力的な商品に投資することをおすすめします。

ただし、どちらの商品も手軽に魅力的な利回りが追求できるという点では、投資に関する手間を省きたい個人投資家には適した商品といえるでしょう。

Bankersについて

融資型クラウドファンディングは企業への融資を通じて魅力的な利回りが期待できる商品です。

株式のように値動きがないため細かに管理する必要がなく、日常の生活スタイルを崩さず、自分のペースで資産運用が可能です。バンカーズの融資型クラウドファンディングは1口1万円からの小口投資が可能で、投資初心者にもおすすめです。

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