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2021.04.27

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の仕組み・チェックポイントを解説

  • Bankersの潮流

ソーシャルレンディングとも呼ばれる融資型クラウドファンディングについて、特徴・リスク・利回りについて詳しく解説いたします。


融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を始めたい方、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)について詳しく学びたい方は、ぜひ参考にされてみてください。

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)とは

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)とは、クラウドファンディングの一種で、お金を借りたい企業に対して直接融資をするような投資機会が得られるサービスです。

投資家はリターンとして金利(分配金)が得られます。
元本や分配金は保証されていませんが、基本的に分配率は事前に決まっており株価のように変動しないのが特徴です。

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)が登場した背景には、IT(特にインターネット)の進歩があります。
ネットの普及により、ショッピングのときでもお店に行く必要はなくなり、自宅のPCやスマートフォンからいつでも好きな商品を購入できるようになりました。

メーカーの側から見ても、問屋や小売店などを経由せず、ネットを通じて直接消費者に販売することが可能になりました。
これには、中間マージンがかからないため低価格で提供できるというメリットもあります。

同じことが、資金調達(ファンディング)の世界でも起きています。
何かの目的のために資金を必要としている企業などがお金を集めようとした場合、従来であれば銀行などから借りたり、社債を発行するしかありませんでした。
いずれもハードルが高く、また手間や時間といったコストもかかります。

しかし、ネットの普及により、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の仕組みを通じて、銀行などを介さなくても多くの人からファンドという形を通じてお金を集めることが可能となったのです。

企業は新しい資金調達方法を利用できるようになり、同時に投資家は銀行預金に比べて高い利回りを得る道が開けました。

なお、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)は、国内では2008年からサービスが開始されており、2021年現在サービスを提供している会社は15社以上あります。

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の仕組み

それでは、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)では具体的にどのような流れ・仕組みで貸出を行うのでしょうか。
お金を貸し借りする仕組みはサービス会社によって少しずつ異なりますが、一般的な融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の仕組みは以下の通りです。

①借り手企業からの融資申し込み

借入れ希望企業からサービス会社に融資依頼が入ります。

②サービス会社による審査・融資スキームの検討

サービス会社は借り手企業の事業の内容や状況などについて、提出された書類や指定信用情報機構などの情報を元に審査を行います。場合によっては担保・保証を検討します。

③サービス会社でのファンド募集

審査を通過した場合、ファンドの募集が行われます。ファンドの募集金額や用途・金利・返済期間などの条件がネット上で投資家に公開され、募集が開始されます。

④投資家による投資申し込み

投資家は条件を見てどのファンドにいくら投資を融資するかを決めます。
必要な金額が集まるか、あるいは決められた期間が終了すれば募集が終了します。

⑤サービス会社による貸付実行

募集終了後、集まった資金が借り手企業に貸し出されます。 

⑥借り手企業からの返済・利払い

借り手企業は返済期間の間、事前に決められた条件に従ってサービス会社に対して返済・利払いを行います。

⑦サービス会社から投資家への元本償還・分配金の支払い

サービス会社から投資家に対して元本と利息が分配されます。 

見ての通り、基本的な仕組みは至ってシンプルです。 

銀行預金との違い

こうして見てくると、「融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)は銀行預金と似ている」と感じた方もいるかも知れません。

確かに、広く多くの人からお金を集め、企業に貸し出して得られた金利を分配する、という流れは銀行預金と同様です。
ただし、投資家(あるいは預金者)から見た場合、次の表のような違いがあります。

項目銀行預金ソーシャルレンディング
利回り1%未満1~10%程度
貸出先の選択預金者は貸出先を選択できない投資家は貸出先を選択できる
貸倒れ時のリスク貸倒れのリスクは銀行が負う貸倒れのリスクは投資家が負う
事業者破綻時の保証上限1000万円までは保証される保証なし
貸出の基準実績のない企業・不動産などの担保のない企業・ネガティブイメージのある業界には貸さない。実績・担保のない企業、ネガティブイメージのある業界へも貸出を行う。
表:投資家(預金者)から見た銀行預金と融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の違い

まずリスクの観点としては貸倒れが挙げられます。

銀行が貸出を行った企業で貸倒れが発生した場合、銀行は損失を被りますが、預金者に対してはその影響は及ばず、預金の額や金利が減ることはありません。
元本保証されているということです。

一方融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)では、貸倒れ発生時には投資家が直接損失を被ることになります。
サービス会社がその損失を補償することはありません。

もう一つのリスクとして、サービス会社である事業者自身の破綻があります。
銀行が破綻した場合、預金保険機構により預金は上限1,000万円まで保護されます。

他方で融資型クラウドファンディング(一方ソーシャルレンディング)では、万一の事業者の破綻時に備えて投資家の資金を分別管理する仕組みを各サービス会社とも作ってはいます。
しかし、公的なセーフティーネットが整備されているわけではなく、万一の場合に資金がどこまで返ってくるかはわからないと言えます。

最後に、利回りについては、現在銀行では定期預金でも1%未満で、ほぼ0%に等しいと言えます。
これに対し融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)では、1%~10%程度の利回りが得られることがあります。

また、銀行では預金者は貸出先の企業を選択することはできません。
どの企業に貸し出すかは銀行が決めます。

それに対し、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)では、投資家は貸出先を選択できます。


つまり、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)と銀行預金の最も大きな違いは、投資家が自らの許容に応じてリスクとリターンを選択できる点といえます。



融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の4つのメリット

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を「投資」と捉えた場合、株式やFX、不動産など他の投資と比較して4つのメリットがあります。

(1)少額からでも始められる

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)による投資は少額から始めることができます。
サービス会社によっては1万円程度から始めることができます。

株式や投資信託を始めようとすれば少なくとも数十万円の資金は必要ですが、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)ではそれほどの資金は必要ありません。
金額から言えば子どものお小遣いでも始められます。

そのため、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)投資を始めるのに一大決心をする必要はありません。
他の投資と比べて格段にハードルが低いと言えます。

1件あたりの投資額が少額であるということは、同時に分散投資がしやすいということでもあります。
融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)にとって最大のリスクである貸倒れの影響を抑えるには、1件の貸出先に資金を集中させるのではなく、多くの貸出先に分散させた方が有利です。

そのためにも1件あたりの最低投資額が少額であるということは重要です。

(2)利回りが高い

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)投資の最大のメリットは銀行預金等と比べた際の相対的に高い利回りです。
サービス会社や投資先により利回りは異なりますが、低いものでも1%台、高いものだと10%以上というものもあります。

この低金利時代にこれだけの利回りが得られる投資は他にはなかなかありません。

(3)貸出を実行した後は経済動向の影響をあまり受けない

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)では、基本的に予定利回り(分配率)が事前に決まっています。
一度貸出を実行した後は、貸倒れやサービス事業者の破綻などが発生しない限り、予定利回りを受け取ることができます。

また、株式や債券、外貨投資、不動産などのように投資商品自体の価格変動がありません。
そのため、物価・金利・為替・景気などの経済動向の影響を直接は受けません。

他の投資のように日々株価や経済ニュースをチェックして売り時や買い時を悩む必要がないというのは、精神的にも楽です。

(4)時間がかからず、特別な知識も不要

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)では、一度投資を行えば投資期間中はやることはありません。
返済されるまでの間待つだけです。

分配実績の確認や再投資を行うのも月に一回程度で十分です。
忙しい人やあまり投資に時間をかけたくない人に向いています。

また、株式やFX・不動産投資などで継続して利益をあげようとすれば非常に時間をかけて情報収集や研究を重ねる必要がありますが、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)ではそうした特別な知識は不要です。

今回の記事をご覧いただき、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)についての基本的なイメージはつかんでいただけたでしょうか。
この記事を通じてソーシャルレンディングに興味を持たれた方は、まずは無理のない少額から投資を検討されてみてはいかがでしょうか。

新しい融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)会社「Bankers(バンカーズ)」のファンドを比較・解説


株式会社バンカーズが2020年12月にサービスを開始したソーシャルレンディングサービス「Bankers(バンカーズ)」には、ユニークな特徴がいくつかあります。

(1)セイムボート出資

バンカーズ親会社もファンドに出資して投資家とリスクを共有します。

(2)商業手形割引

ファンドの一部を商業手形割引でも運用してリスク分散を図ります。

(3) 厳選された投資対象

当社の厳しい基準を満たした企業にのみ投資します。

(4)透明性(明確なリスク開示、レポート)

当社独自の5段階評価でリスク開示、出資後も継続的に融資先のモニタリングを行、投資家にレポートします。

(5)有識者による判定会議

募集ファンドは専門知識を有する弁護士が出席する判定会議で決定されます。

(6) 金融のプロ集団

銀行、証券、VC、ノンバンク、ネット金融の経験者が集結しています。

Bankers(バンカーズ)のファンドは、これまで不動産事業、地域医療機関、不動産ローン事業者向けバックファイナンスなど多様な案件を取り扱っています。

いずれのファンドも、有識者による判定会議を経た厳選された投資対象への融資で運用されており、かつその資金の一部は商業手形割引にて運用してリスク分散を図っています。

さらに、バンカーズ親会社もファンドに出資することで、投資家の皆さんと同じ船に乗ります(セイムボート出資)。
今後もリスクを抑えながら、ユニークな投資機会を提供していきます。

【BankersNote編集部】