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2021.12.09

融資型クラウドファンディングは高利回り!?その魅力を徹底紹介

  • Bankersの潮流

融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)は、その名の通り投資家から集めた資金を事業や企業に融資することで、金利収入を得られる投資商品です。

他の投資商品と比較して高い利回りが期待できるのが魅力である反面、融資型クラウドファンディング特有のリスクも存在します。

この記事を踏まえて、融資型クラウドファンディングにおける利回りの高さと、利回りを基準に投資先を選ぶうえでの注意点をみてみましょう。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、少額の資金を不特定多数から集める資金調達の方法です。

企業にとって柔軟な資金調達が可能なスキームであるとともに、投資家にとっては資産運用における1つの選択肢となっています。

融資型クラウドファンディングは、その中で「融資」の形式をとるもので、クラウドファンディング事業者は集めた資金を事業や企業に融資を実施。

資金を借り入れる期間にわたって融資先が支払う金利が投資家に還元されるため、これが投資収益となるのです。

また、融資元金の返済完了後、投資元本は投資家に償還されます。

クラウドファンディングの利回り比較

投資の収益性を考える時には利回りという値を見るのが一般的です。

利回りとは投資資金に対して何%の収益を得られるのかを示した数字で、高いほど高収益が期待できる投資であることを意味します。

クラウドファンディングは個人投資家が手軽にチャレンジできる投資の中では比較的高い利回りを目指すことが可能です。

ここではクラウドファンディングとさまざまな投資商品の利回りを比較していきます。

クラウドファンディングの利回り

クラウドファンディングの利回りは案件や投資先によってさまざまですが、平均すると5%程度となります。

低くても2%程度、高いものでは7%を超えるような商品も珍しくありません。

この後紹介するクラウドファンディング以外のさまざまな投資商品と比較して魅力的な利回りが期待できます。

ただし、この利回りは、ややリスクの高い企業や事業に融資を行っていることにより実現しているものも含まれます。

また、利回りが高いということは、一般的に融資先の貸し倒れリスクが高いことを意味しています。利回りのみで判断せず、投資先の事業内容や融資の詳細にも目を向けながら投資商品を検討することが大切です。

銀行の利回り

日本では銀行預金の金利は極めて低い環境が継続しており、メガバンクの場合で0.002%程度です。

0.002%というのは、例えば100万円預けた場合の年間の金利収入がわずか20円という計算になります。

ほとんど投資収入を見込めないため、現代では銀行預金を「投資」として考えている人も少ないでしょう。

銀行預金に預けるくらいなら、少々リスクはあるものの、クラウドファンディングに投資した方が、はるかに魅力的な利回りが期待できます。

株式投資の利回り

株式は株価がリアルタイムで変化するため、配当収入を株価で割ることで計算される配当利回りで考えます。

この配当利回りは株価水準によっても変化し、近年では日経平均に組み入れられている銘柄で平均1.6%程度です。

基本的には融資型クラウドファンディングの方が高い利回りが期待できます。

中には配当利回りの高い個別銘柄もありますが、企業の魅力が低下して株価が下がったことが原因となっているケースも。

このように株式では配当利回りの高い銘柄が魅力的とは限らない点も注意が必要です。

債券の利回り

日本の投資家が投資しやすく、また為替リスクの発生しない円建ての債券に絞ると、個人国債の利回りが0.05%程度、社債では発行する企業の信用力によりますが、高いものでも2%程度です。

したがって利回り面で見れば、クラウドファンディングの方が債券よりも魅力的といえます。

国債は国の発行する債券であり、社債の発行企業も信用力が高い企業が中心であるため、いずれもクラウドファンディングと比較すると投資する上でのリスクは低いといえるでしょう。

投資信託の利回り

投資信託については投資金額に対する年間収益の割合を利回りと呼ぶケースが多いです。

すなわち、投資信託を保有していることで得られる分配金収入と基準価額の変化により利回りは決まります。

一口に投資信託といっても、株式や債券とさまざまな資産に投資する商品が存在。

また、日本、先進国、新興国など投資する国もさまざまです。

低リスクな資産に投資する商品では1%に満たないものもあれば、米国の株式指数S&P500に投資するものでは平均で9%を超えるなど、利回りの水準は商品により大きく異なります。

利回りで案件を選ぶことの注意点

クラウドファンディングにおいて収益性の指標となる利回りを見ることは確かに大切ですが、利回りの高い商品が魅力的であるとは限りません。

利回りの高い商品は、それだけ融資先の事業や企業の信用力が低く、リスクも高い可能性があるためです。

ここからは、融資型クラウドファンディングを利回りで選んで投資する場合の注意点について、投資金額、貸し倒れリスクおよび運用期間という3つの視点から解説します。

最初から大きな金額を投資しない

利回りの高い商品をみつけると、つい多額の資金を投じて高収益を狙いたくなりますが、そのような投資手法は必ずしもおすすめしません。高利回りの商品は、融資先の事業や企業の貸し倒れリスクが高い投資商品である可能性があります。

そのような商品に大きな金額で投資してしまうと、もし貸し倒れが発生した際に多額の損失を被ることになってしまいます。

したがって、利回りの高い融資型クラウドファンディングの商品に対しては、むしろ少額の資金で投資をおこなうのがおすすめ。

もし多額の余剰資金がある場合は、多くの投資商品に少額ずつ分散投資をすることで、リスク分散を図るのがよいでしょう。

貸し倒れリスクを理解する

融資型クラウドファンディングには必ず貸し倒れリスクが存在します。

貸し倒れとは融資一般にみられるリスクで、融資先の事業および企業の経営がうまくいかず、借りていたお金を返済することができなくなってしまうことです。

万が一、貸し倒れが起こると、投資資金が償還されなくなってしまうため、投資家にとっては大きな損失につながります。

魅力的な利回りが得られる分、貸し倒れリスクが存在することを念頭に、融資先の安全性も見極めながら投資商品を選ぶことが大切です。

長期の運用期間のリスクを理解する

クラウドファンディング投資において見逃してはいけないのが長期の運用期間に対するリスクです。

将来どうなるかは誰にもわからない以上、長期間にわたり融資をおこなうと、投資家にとって不確実性は高まります。

クラウドファンディングは数か月~2年程度と、運用期間が短めの商品が多くなっていますが、これは長期間融資をおこなうことによるリスクが高いからでもあるのです。

また、クラウドファンディングのほとんどは、運用期間中の中途解約ができません。

長期運用の投資商品を購入すると、投資家はその投資資金は長期にわたり、換金して使うことができなくなります。

運用期間の長いクラウドファンディング投資を検討する場合は、こうした換金できないリスクも念頭に置いて判断することが大切です。

利回りの高い融資型クラウドファンディングは魅力的な投資商品

融資型クラウドファンディングは、ほかのさまざまな投資商品と比較しても魅力的な利回りが期待できる商品となっています。

あらかじめ定められた金利収入が分配金として定期的に得られ、満期後には投資元本が償還されるという商品性のわかりやすさも魅力です。

ただし、貸し倒れリスクが存在することから、安易に高利回りの商品を購入するのは考えもの。

ファンドの融資先を充分に確認したうえで、自身のリスク許容度に見合った商品へ投資することが大切です。

【Bankers認定金融ライター】

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