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2022.07.25

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)は失敗しやすい?失敗しにくい?徹底解説

  • Bankersの潮流

「貯蓄から投資へ」の流れの中で様々な投資手法が注目を集めています。なかでも人気を集めているのがソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)です。

日本において、ソーシャルレンディングは2008年に始まった新しい投資方法です。投資にはリスクがつきものですが、ソーシャルレンディングも投資する案件(ファンド)をしっかり選べば失敗を減らし、確実に資産を増やすことができます。

ソーシャルレンディングで失敗する原因

ソーシャルレンディングで安定的に利益を出すためには失敗を回避する必要があります。ここからはソーシャルレンディングで失敗する原因について解説します。

失敗を学ぶことで、失敗を防ぐための対策を考えましょう。

投資先(融資先)の業績が悪化して貸し倒れする

ソーシャルレンディングにおける最大の失敗は投資先(融資先)の業績が悪化し、倒産してしまい融資債権を回収できなくなることです。

ソーシャルレンディングでは、投資家が出資した資金がファンドを通じて融資先に貸し出され、その利息をもとに投資家に配当が支払われ、元本が返済されると投資元本も償還されるというものです。

担保や保証がついているファンドに投資しても、投資先の業績が悪化してしまい、最悪の場合に倒産して貸し倒れが発生すると、担保や保証分を充当しても足りない分の元本が失われてしまいます。

投資家は、投資元本が毀損すると、再投資が困難になります。したがって、投資する前に貸し倒れリスクのある案件をしっかり見極めて、回避することが必要です。

ソーシャルレンディング運営会社が営業停止などになり、ファンド継続に支障をきたす場合がある

投資家と企業を結ぶソーシャルレンディング運営会社が倒産してしまうと、出資した元本の回収が難しくなります。

基本的にソーシャルレンディングの資金の流れは、投資家が出資した資金を運営会社が分別管理し、融資先に貸し付けられた後、融資先より支払われた元利金を運営会社が再び分別管理して、投資家に分配・償還される形になっているのです。

そのため顧客資産の分別管理を行う運営会社の倒産は、個人投資家と融資先企業とを繋ぐ役割がいなくなるため、投資元本の回収に懸念が生じることになるでしょう。

運営会社の経営状態が悪化したり経営破綻すれば、分別管理されている顧客の出資金が円滑に貸し付けられなかったり、融資先からの元利金の管理が適切に行われずに、投資家が不利益を被る可能性もあります。

したがって、投資する際には投資する案件だけではなく、運営会社の信頼性も確認するようにしましょう。

海外案件で発生する為替差損

また、投資先が海外の場合、為替の変動により損失を被るリスクがあります。

事業者によっては投資先が海外企業の場合があります。利息の支払いや元本の返済の際には外貨を円に交換するプロセスがあります。為替リスクを債務者である投資先が負担する場合は為替の影響を受けませんが、為替リスクを投資家側が負担する場合は、為替の変動によって円ベースでの投資利回りがマイナスになる可能性もあります。例えば、投資の際に1ドル=100円だったのが、元本償還の際に1ドル=90円になると、1ドルあたり10円相当の円ベース受取額が減ることになります。

海外案件のファンドを選ぶ際には、為替リスクを誰が負担するのかをあらかじめ確認し、為替リスクを投資家が負担する場合には、そのリスクが許容可能なものであるかを十分吟味して、投資をしましょう。

ソーシャルレンディングで失敗しないように気を付けること

ソーシャルレンディングの失敗例についてご紹介しましたが、これだけではリスク対策は不十分です。これらの失敗例をふまえ、ソーシャルレンディングにおけるリスクを回避するために気を付けるべきことについて解説します。

利回りだけで判断しない

高利回りの案件はリスクが高いことを理解して、利回りだけで判断しないことが大切です。

投資家としてはできるだけ利回りの高いファンドに投資して、大きなリターンを期待したいものです。しかし、投資家に高い利回りを提供しているということは、事業者に対しては高い金利で融資を行っているかもしれません。高金利の融資を受けている場合、その分だけ融資を受けた企業の返済のハードルが上がることになります。

融資を受けた企業が金利を支払えなければ、元本の返済が滞ったり、最悪の場合は返済できなくなる可能性があります。プロジェクトを選ぶ際には投資利回りの高さだけではなく、金利が高すぎないかなどをファンド詳細ページでしっかり確認して投資判断しましょう。

長期案件は慎重に投資するか決める

ファンド運用期間が長期にわたる案件は、景気などの外的環境の変化に影響されやすくなるので、リスクも高くなります。

投資の世界では、一般的に投資期間が長いほどリスクも高くなります。投資している間に景気が悪化したり、投資先の事業者の経営状況が悪化して、融資の返済が難しくなる可能性があるのです。

したがって、景気リスクや経営状況悪化のリスクを回避するために、長期の案件への投資を検討する際は、融資先企業の業歴や事業内容、資金使途、担保や保証の状況などを把握して、投資期間に生じるであろうリスクの影響を受けにくいファンドを選択するのがよいでしょう。

分散投資する

投資するファンドを分散投資をすることで回収リスクを回避することができます。

投資の有名な言葉に「卵は一つのカゴに盛るな」があります。これは「投資の際には特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよい」という教えです。

ソーシャルレンディングで同一の融資先のファンドに集中して投資をすると、その1つが失敗した場合に投資資金のすべてが消滅してしまいます。いくら利回りが高くても、融資先の信用不安によって返済不能に陥れば、投資元本自体を失い、大きな損失になります。

したがって、融資先の異なるファンド、不動産や再生エネルギーや診療報酬担保など投資対象分野が異なるファンド、日本やアメリカなど国が異なるファンドなどに分散して投資をすることも検討することが大切です。

ソーシャルレンディングは1万円から投資できるファンドもたくさんあるので、資金を分散して、リスクを最小限にすることができます。

信頼性が高い運営会社で投資する

投資案件以前に、信頼性が高い運営会社で投資することがリスク回避のために重要です。

信頼性を判断する際には運営会社の過去の実績や歴史に加えて、経営陣の経歴・審査体制・ファンド情報の開示姿勢・上場の有無・株主構成なども有益な判断材料になります。

これらを総合的に確認して、信頼できる運営会社を選定しましょう。

情報開示されているか

情報開示をしっかり行っている企業に投資することはリスク回避において重要です。

社名や財務状況、経営状況、投資家保護のための対策などの融資先の情報がしっかりと公開されている案件を選ぶようにしましょう。社名が公開されていれば、企業は信用を維持するために返済に責任を持つ可能性が高いと言えます。さらに、ファンドの募集情報だけではなく、返済状況などのファンド運用期間中の経過報告(モニタリングレポート)などもしっかりとされているかどうかも重要です。したがって、ファンドの情報が詳しく公開され、ファンド運営期間中の情報開示の実施を謳っているファンドを選ぶようにしましょう。

過度なリターン設定のファンドが多くないか

ソーシャルレンディング運営事業者の投資家に対する姿勢に関わる問題です。

ソーシャルレンディング運営事業者によっては企業に高金利で融資を行うことで、結果的に投資家に高い利回りを提示する事業者があります。高金利で融資を行うと、一般的には返済のハードルが高くなり、貸し倒れのリスクも高いことになります。

高いリターンを設定している場合は、その設定リターンの根拠や妥当性を必ず確認しましょう。

また、過去のファンド償還実績や貸し倒れ実績なども確認することをおすすめします。

担保・保証があるファンドか

融資案件に資産価値や換金性の高い担保が設定されていれば、貸し倒れが発生しても担保処分によって元本や未収利息が回収される可能性が高まります。

担保として代表的なものが不動産や売掛金があります。融資先の経営状況が悪化して、元本返済や利息の支払いが難しくなったとしても、担保として設定された不動産や売掛金を処分することで投資家へ元本償還や分配の一部または全部に充当することができます。

また、保証会社の保証などがついている案件もリスクヘッジとして有効です。

ファンド選定の際には、担保・保証の記載の有無を確認する事を忘れないようにしましょう。

ポイントを押さえて投資先を選べば失敗しにくくなる!

ソーシャルレンディングにおける失敗例や失敗を回避する方法について解説しました。

ソーシャルレンディングは比較的新しい投資手法であり、株式投資などの伝統的な投資手法と比べるとわからないことも多いので、失敗を不安に思う方も多いでしょう。

しかし、失敗には必ず原因があります。失敗を回避するための対策をしておけば、致命的な失敗をせずに済みます。

これまで述べてきたポイントをしっかりと押さえて、健全な資産運用をすすめてまいりましょう。

【Bankers認定金融ライター】

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